イオン式空気清浄機 悪影響 花粉 PM2.5 効果はいかに？

今日も、凄い風。
外を見ると、空が黄色くなってました。

暖かくなって、花粉だけでも気になるのに、最近、黄砂にPM2.5に、気になる
ものばかりあります。

家の中に居れば、大した影響は無いとは思っても、やはり空気清浄機は必要
かな・・・なんて思って、何気なく調べてたんですが、そこで意外な事実を
発見しました。

最近の空気清浄機って、殆どが「イオン式」って書かれてますし、マイナス
イオンが体に良いって、刷り込まれているせいか、イオン式は当然、体に良
いと思っていたら、どうも、そうではないらしいんです。

難しい説明が色々書いてありましたが、思いきり要約すると、イオンも広義
の活性酸素であること。つまり、高濃度になると、ウイルスや花粉を不活性
化すると同時に人体にも悪影響があるらしいです。

そんな危ない物を売ってるわけ・・・って気がしますが、もう1つ、カラクリ
があって、花粉やウイルスへの効果は、限定的な環境の中での数値であって、
実際に使用される、通常の居室などでは、殆ど、効果がないようです。
ウイルスや花粉にも効果がない。だから、人体にも悪影響が無いというのが
真実みたいですよ。

そもそもイオンに関しては、昨年の11月に、消費者庁から、シャープに、
「イオンがアレル物質を分解・除去する」という広告が、景品表示法違反に
当たる為、措置命令が出ています。
対象が掃除機でしたが、要するに、お上が、イオンの効果に疑問を呈したと
いうことです。

早い話、イオンと書かないと売れないから、その機能をつけた。
でも、効果は無いらしい・・・

で、イオン云々よりも、重要なのはフィルターと風量だそうです。

本当に役に立つ空気清浄機とは、充分な風量があって、HEPAやULPA等の高性能
フィルターが付いているものだそうです。

案外、良い物って単純なんですね。